凍結工法とは、冷却剤を局所的に使用することで、断水をすることなく水道工事を行う工法です。
1970年代に英国で開発された技術で、必要最小限の範囲で工事ができるため、特に市街地での有効性が実証されています。
日本国内でも多くの実績があり、パイプが交換されたら迅速に解凍し短時間で工事が完了します。
小規模な工事で済むため、周辺住民や店舗などへの影響はほとんどなくなり、工事に伴う水の使用をゼロにすることができます。
弊社は、様々な現場のニーズにお応えすることで多くの実績を重ね、確かな信頼を得てきました。
凍結工法のメリット
- ①地域住民への負担軽減
- 断水を行う工法では、近隣の住宅や施設で一定期間、水を使用することができなくなります。
凍結工法は施工場所の近くを凍結するため、影響のある範囲を最小限に抑えることができます。 - ②施工時間及び費用の軽減
- 断水する工法と比べ、準備や後処理が最小限で済むため、施工時間と費用を大幅に削減することができます。
- ③環境への配慮
- 断水後の赤さび処理のために流される大量の水道水の使用をほとんどなくすことができます。
また、化学物質の飛散・流出を回避できます。
凍結工法の流れ
屋内の現場
①屋内の配管を局所的に凍結
②凍結後配管を切断
③配管の交換完了
埋設の現場
①地下埋設の配水管を局所的に凍結
②配⽔管を交換
③配⽔管の交換完了